貴様は眼鏡を甘く見た

人生ってSF。

魔京都

桜散ったね。
高知県は葉桜です。

5年ほど前のこの時期、僕は将来にバストをダンシングさせながら地元を離れ京都は嵐山、嵯峨芸術大学に入学しました。
僕が住んでいたのは帷子ノ辻(かたびらのつじ)というところの周辺です。
京都のバンド、くるり好きならこの地名を聞いたことがあるかもしれません。歌詞の中に出てくるので。
初めて「帷子ノ辻駅」の看板を見たときはテンションが上がりました。
「これが…京都っ…!」
その時荒木に電流走る…!

京都の街は有名な話ですが、碁盤の目状に道が通っています。
地図で見ても分かりますが、実際京都の街を歩いてみると面白いんです。
例えば嵐山辺りに伸びている道に「三条通」というものがあります。
嵐山は京都でも右京区の端っこにあたる土地です。(西側)
その端っこから三条通りを東に向けて延々と歩くと、一度も右折左折することなく東の端っこ(左京区)にまでたどり着きます。
そしてそんなまっすぐ進めば端につく道が、京都にはものすごい数があるのです。

数字がついた道、「一条通」「二条通」「三条通」…「九条通」。また南北に股がる「烏丸通」や「丸太町通」。
書ききれませんが、とにかく多いのです。
なので住所なんかも「烏丸通のOO」だと隅々まで含んでしまって意味がないので「烏丸通三条下る」という「下る」「上る」の表記が必要になってきます。「烏丸通三条下る」だと「烏丸通と三条通が交わっている交差点を南に進む」という意味ですね。

僕が京都に来てすぐの頃、街に遊びにいくのにバスで出発しました。
目的地は「四条烏丸」。
しかし僕は街を探検したかったので「烏丸御池(二条通近辺)」で降りました。
そこからぼちぼち南に下って四条まで行こうと思ったのです。
しかしこれが大失敗。
さきほどの通りの名前に書きました「一条通」「二条通」「三条通」…「九条通」。
僕は全くの見切り発車で土地勘なんて0だったのですが、この「通り」、名前は似てるんですけど、隣り合ってるとかではないんです。
間にたくさんの通りを挟んでいるのです。
つまりそれぞれの間は結構な距離が空いています。

知らない僕は歩きました。
ちょっと疲れてきたなーまだ着かないかなー三条通は過ぎたかなーと思っている頃に飛び込んでくる「三条通」の看板。
京都にたくさん走っているバスの意味が分かりました。
地図で見ると近く感じるんですけどね。
今年の春から京都に出てくる学生のみなさんは気をつけると良いでしょう。
僕はその後死にました。

そんなことをふと思い出した、今日この頃。
あえて魔京都と僕は呼びます。
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