貴様は眼鏡を甘く見た

人生ってSF。

荒木若干的な音響勉強方法のコーナー 2

前回の記事の続きです。
読んでいない方は前回の記事を読んでおくと幸せになれます。彼女も出来ます。


前回の記事で書きました「流れ」と「IN OUT」が理解出来ていれば音響というものはさほど難しくありませんし、音響だけでなく、DTMとかミキシングとかスタジオでのPAとかなんにでも応用できます。多分。

では具体的に勉強方法を書いてみます。

その1:実際とにかく音を出す
音響の用語を勉強するだけならインターネットサーフィンで済みますが、例えばいきなり「あ、じゃあ君はローディーやって」と言われてその人が出来るかどうか。
まあ当たり前ですが実際やってみんことには分かりません。
前回の記事で書きました、「流れ」をここで勉強していきます。

まず機材の準備。
とりあえずは、
マイク(またはCD再生機器とか)→ミキサー→パワーアンプ→スピーカー
を用意します。「→」の順で並べると分かりやすいです。
この順番はわりと重要です。
なぜかというとこの流れが

「マイクに声が入って(IN)マイクケーブルを伝って(OUT)ミキサーに入り(IN)、ミキサーから(OUT)パワーアンプへ入って(IN)パワーアンプから(OUT)スピーカーに入って音が出る(OUT)」

そのまま「IN OUT」の流れになっています。
これが出来れば音は出ます。
まあ中にはパワーアンプが必要なかったり、スピーカーにマイクを直接繋げたりもしますが、結局は上記の流れを簡略化しただけのものです。
ね?
簡単でしょ?
機材準備は以上です。


で、実際音が出ました。
では次にやることですが、もうとにかくとにかく機材についているスイッチやツマミをいじり倒します。
英語で何か書いてたりしますがおかまいなしに触ります。
単に体感するんですね。
これを押すとどうなるのか、これを回すとどうなるのか。


ええ、当たり前の話です。
しかしそれ以上はありません。
「そんなことやってるよ!」と怒られるかもしれませんが、そういうものです。
はい。
ただ、じゃあこんな記事書く必要ないんじゃないかと僕自身悲しくなってくるので、もっと詳しく勉強方法について書きます。

まず「マイク(またはCD再生機器とか)」って上に書いてますが、僕はCD音源なんかは使わず出来るだけマイクでやった方がいいと思います。
理由は、CDなんかの製品化された音源というのは、これ以上改良の余地がないぐらいに音のバランスを取っているので自分のバランス能力を養うことが難しいからです。
「このツマミはどういう効果があるか」という実験には良いですが、音響の腕試しにはなりませんので、僕はマイクを使っています。
ではマイクでどう遊んでいくかですが、まず終着点を決めます。
それは「このCDに入っているボーカルの声っぽくしたい」や「とにかく中音域を伸び伸びさせたい」などなんでも構いません。
僕の場合「この場所で一番声が通るような調整をする」が終着点です。
僕の音響の挟持が「出音を素直に出す」なので、エフェクターごりごりかけたり一点集中でパラメーター上げたりはしません。
とにかく、素直に聞こえるようにする。
いくつか前の記事に書きましたが、音響って場所によって伸びる音域が違うんです。
同じ機材でも場所が違えば音の聞こえ方も違うのです。
なので自分の声を調整して聞きやすい音にする、というのは僕にとって「素直な音を出す」という終着点に近づく練習になるのです。
これだ!というものがあればどこに行ってもその音を基準に出来るのですからお仕事にも役立ちます。
まあ「これだ!」というものには未だ出会ってないんですけどね。

僕の声は中音域のちょっと低い部分を削ってやるとすっきりした音になるように思います。
300〜400ヘルツあたりでしょうか。
そのあたりを5db前後ぐらい削ると声のバランスが良い感じに聞こえます。
これは成人男性だとわりと当てはまるので結構仕事でもやります。
なんかその音を削らないともっさりした音になるんですよねー。
それはその人の声がどうこうではなくて、機材の特性のような気がします。
そんな感じ。


出来るのであれば違う人に声を出してもらったり、場所を変えたりして同じようなことをすれば音響の勉強になるでしょう。
続く。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。