貴様は眼鏡を甘く見た

人生ってSF。

雨男は傘を忘れない

家に帰った時、最初にポスト確認しますよね。
すると中に封筒が入っている。
結局市役所からのお知らせ的なものだったりしますが、手に取るまではちょっとドキドキしますよね。
もしかして、いつも行くコンビニの可愛い店員かもしれない!?
人目を気にしながら勇気を振り絞って投函!そして走ってその場を去る!
テンション上がりますね。明日からの仕事も大丈夫そうです。
というかなんで俺の家知ってんの。ストーカーじゃん。


会社に猫が何匹もいるのですが、今日の昼過ぎぐらいからずっと事務所の外で、
「ナアアアァァァァァァァァアアアアゴ!!!!!!」
「フギャアアアアアァァァアァアアアゴ!!!!!!」
という尋常じゃない鳴き声が聞こえていました。
明らかに喧嘩しています。
まあ猫同士の喧嘩なので最初のうちは放っておいたのですが、一時間経っても止まない。
オペラ歌手ばりの声量を近隣にまき散らしていたのでいい加減やめさせようと外へ出ました。
「おいおい君たちそんなこと言い合うなんて可愛い顔が台無しだぞ☆」
そう言えばきっと猫達も喧嘩をやめてすぐさま僕にすり寄ってくるでしょう。
そして僕は猫ハーレムの王になるのです。
はい。猫派です。

声の元を辿るとどうやら会社の倉庫の中にいるようです。
よし、と。

「ガシャァァアアアン!!!!!」

とりあえずシャッターを思い切り叩いてみました。猫派?幻覚でも見たのでしょう。
しかしこの猫達、いっこうに鳴くことをやめません。
フル無視です。
人間でさえ無視されてしまう僕がまさか猫にまで無視されるなんて。
心外です。
ひとりぼっちです。
ということでシャッターを開けて中へ侵入しました。

「喧嘩をやめなさい!!!!」
「やめ………」

冒頭でも書きましたが、うちの会社には猫がたくさんいます。
しかし中で喧嘩していたのでは会社の猫達ではありませんでした。
野良猫と、首輪をつけた猫。



「‥…よそでやれ!!!!!!!!!!!!!!!!」


その言葉しか見つかりませんでした。
僕の介入によって二匹の緊張は解かれ「やっべ!センコー来やがった!」って言っちゃう中学生ばりにどこかへ逃げていきました。
喧嘩するのはいいですが出来れば冷静にメールででもやり取りしてほしい所です。
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