貴様は眼鏡を甘く見た

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連載:ライブのコツ!!

僕は音響の仕事をしています。
その経験を活かして、これから不定期にライブにおけるバンド演奏のコツっぽいものを書いていこうかなと思っています。主に初心者向けの記事になります。
またこの連載は僕主観のものになりますので間違っている知識があるかもしれません。
そんなときはぜひアドバイスをお願いします。
また「ここが分からない!」とか「これはどうすればいいの!」という質問にも答えていきたいので宜しくお願いします。

第1回「ボーカルの声が聞こえないんですけど」
以下本文 ライブの音、というのは2つあります。
1 客席側の音(フロント)
2 ステージ側の音(モニター)
自分が演奏していてボーカルの声が聞こえない、というのはもちろんステージ側の音ですね。なぜ聞こえないのか。
これにはいくつか理由があります。
・ボーカルの声が小さい
・モニタースピーカーの返しが小さい
・楽器隊の音が大きい
大きな理由としてはこんなところです。
そしてこの3つ、非常に密接な関係にあります。
ボーカルの声が小さいと聞こえないのは当たり前ですね。でもだからって代わりのボーカルなんてすぐには見つからない。
ここで音響さんに「モニタースピーカーのボーカル返しをもっとください!」と言ったことがある人は多いのではないでしょうか。そして、楽器隊の音が大きいからという理由でボーカル大きめで返してくださいと言った事もあるんじゃないでしょうか。

しかしここで音響さんは困ります。なぜ困るのか。

「ハウリング」が起き始めるからです。
音響というものは、実は「どうぞリハーサル始めてください」と言った時点でその会場に合わせた適切な音量に機材をセッティングしています。
適切な音量というものは、つまりそれ以上音量をあげるとハウリングしてしまう、ギリギリの音量なのです。
もちろん調整のために多少の余裕は持っていますが、ボーカルが小さいからあげてくれ、もっとあげてくれと何度も何度も要求されるとその大きな音をマイクが拾ってハウリングが起きます。
するとライブどころではなくなります。機材も壊れます。困ったもんです。
でも下げると聞こえない。
じゃあどうしたらいいのか。この答えは非常に簡単です。

楽器隊の音量を下げてやればいい、ということです。

これが出来れば、小さな声のボーカルでも聞こえるし、モニタースピーカーから余裕を持って音を返すことが出来ます。
つまり大事なのはバランス。
ボーカルはアンプに繋いで音を出している訳ではありません。
ボリューム調整が出来ないのです。だから、ギターやベースやキーボードがそこに合わせた音量にするととてもまとまりが出ます。
「でも、自分の音が聞こえなくなるし…」
そう思うかもしれませんが、大丈夫です。そのためにあなたの目の前にモニタースピーカーがあるのです。もちろんそこにも自分が繋いでいるアンプとのバランスが必要にはなってきますが、耳は前からの音を拾うように出来ていますので、後ろにあるアンプの音をあげるよりも音響さんに言ってその音を返してもらう方が確実です。

まとめ
音が小さいからその音を上げる、だけではなく、その音に合わせて他の音を下げる、ということを覚えておきましょう。


客席側のボーカル云々はまた後日…。
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